セージーのブログで音源の曲紹介を書いてるので、オレも書いてみようと思います。
同じメンバーであっても、若干印象が違ったりするので、知ってる人にはちょっと面白いかも。
1:「トライアリトルテンダネス」
この曲は、オレが作るべき曲やったと、勝手に思ってます。
なぜかと言うと、曲調がオレ好みだからです。理由はそれだけ。
でも歌詞はオレには書けない感じで、ちゃんと内容があります。
非常にキャッチーでよく出来た曲やと思ってます。演奏するのも気持ちいいです。
2:「フォーリンラヴ(仮)」
セージーのブログで書いてた「おそらく彼はこれをキンクスばりの軽快なロックンロールナンバーにしたかったのではないかと思う」に、ちょっと反論です。
元々オレが最初スタジオにこの曲を持って行った時は、もっとルーズな感じのストーンズっぽい曲のつもりやったんですが、セージーのアイデアでバッキングをスタッカート気味にするアレンジを取り入れて、意外に軽快な感じに仕上がった曲です。
ちなみに、タイトルの(仮)は、恋に落ちることなんて所詮一時期の熱病のようなものという意味を込めてます。決していいタイトルが思いつかなかったからではありません・・・。
3:「Mr.リグレット」
JOHNくんのドラム抜きには完成しなかった曲でしょう。
こういうタイプの曲を、ニュアンスだけですぐに理解して叩けてしまうJOHNくんは、もはやJamboの音楽には欠かせないものとなっています。
演奏は単純でありながら雰囲気を出すのがなかなか難しく、しかし楽しい曲です。
そして、実はいい歌詞であるということに、オレは今回のレコーディングで気づきました。遅すぎ?
4:「ノーアイデア」
カタチにするまで非常に時間のかかった曲です。
作っておいてこんな事言うのもアレですが、この曲はオレにとって、歌い、演奏するのが精神的に辛い曲なんです。
でも、歌うことで自分自身を虐めてるという、Mっ気たっぷりな曲です。
しかし、もうこの曲を作った時の精神状態とは変わってきたので、今回のJambo活動休止にともない、この曲をもう歌わなくてすむと思うと、少しホッとしてます。
活動再開したとしても、たぶんもう演奏しないと思います。
でも音源で聴かれるドライブ感溢れるギターソロは素晴らしいです。
5:「君と僕」
名曲です。
最初この曲をスタジオで聴かせてもらう時、セージーが「途中セリフあるねん」とか言うから、どんなさぶい曲なんや!?とか思って、おそるおそる聴かせてもらったのですが、聴いてみてすぐさま「いい曲やん!」と口に出して言いました。確か。
セージーが作ってきた曲で、一度聴いてすぐに褒めたのは、この曲だけです。たぶん。
いや、他の曲ももちろんGOODなのですが、この曲は理屈抜きで即好きになりました。
オレには作れないし、そこらへんの若造にも作れない、リアルなラヴソングです。
6:「365」
375(ミナコ)という友人の書いていた詩を読んで、インスピレーションが湧いた曲です。
曲中1番のAメロ〜サビが375の詩(若干アレンジしましたが)で、それ以降はオレが作詞しました。
はじまり方はTHE POLICEのロクサーヌをパクってますが、残念ながらあまり気づいてもらえません。
ライブでこの曲を歌うと、個人的にテンションが上がり過ぎて、それ以降の曲の歌や演奏に支障が出るという、やっかいな曲です。
7:「ワンダフルライフ」
ずいぶん以前に書いてあった詞に、セックスピストルズからヒントを得たコード進行の曲をのせてみて完成させた曲です。
アレンジに関してはかなりセージーのアイデアが盛り込まれていて、もはやオレが作った原形をとどめていません。
なので、完成した時くらいに、この曲のクレジットは共作にしようとセージーに持ちかけたのですが、あっさり断られたという可哀想な曲です。
仕方ないのでオレが責任を持って墓場までもっていこうと思います。
8:「I’m OK」
Jambo特有のリズム&ブルースナンバーやと思ってます。
この曲はたしかセージーのJambo結成前からの持ち曲やったので、歌詞の中にもちょっと若さというか、瑞々しさを感じます。
大サビの盛り上がり方とか、すごくよく出来た曲やと思います。
演奏するのも楽しいし、個人的には懐かしい感じもします。
9:「イカレタ彼女」
ストレートなロックンロールナンバーで、演奏がバシッと決まるととても気持ちいい曲です。
今回の音源の中では「I'm OK」の次に古い曲になるのですが、歌詞の中に比喩を多く使われてて、セージーがその部分をよく自画自賛していたのを思い出します。
JOHNくんのドラムがキレててかっこいい。
と、まぁそんな感じです。
9/30のライブで演奏する曲、しない曲あると思いますが、予備知識として知っておくと、もしかしたらライブがより楽しめるかもしれません!?